考察。タイヤ・ホイール編
タイヤ・ホイルの遍歴ですが・・・
軽箱(けっぱこ)君が我家に来た当時は、フルノーマルで
13インチの鉄チンホイールに155/70R131のラジアルタイヤ、
ホイールキャップが装着されておりました。
まず、ホイールキャップを外して黒鉄チンホイールのみの
無骨な怪しいスタイルにしました。
この黒鉄チンスタイルは、安上がりで出来る割には、
シンプルで渋くて@壱的には、好きなスタイルなのですが、
155/70R13という純正タイヤのタイヤサイドの幅があるので、
乗り心地が“ぶにゅぶにゅ”した感じがあり、少し気持ち悪い。
あっ、そうそう。。。
普通、軽バンとかの貨物車のタイヤは、PR(プライレーティング)という
タイヤ強度を示す耐荷重強度指数で、区別されていて、
数値(=プライ数)が高いほど負荷能力が高くなります。
車検に出した時にこのプライ数が規定値内でないと、
車検に合格できないと聞いております。
しかし我家の軽箱君は軽貨物車という貨物車の分類でありながら、
155/70R13という、ごく普通のラジアルタイヤが標準装備で、
145/80R12 6PRといった貨物車用タイヤでなくても
当たり前ですが車検には、毎回しっかり合格しています。
まあ『俺が絶対の法律!』である車検検査員の考え方ひとつですので、
なんともいえないところではありますが・・・
話が飛んじゃいましたね。元にもどします。
軽箱君の足回りも純正ですので、ぶにゅぶにゅ感は仕方ないのですが、
タイヤ・ホイールをインチアップして、ぶにゅぶにゅ感を少なく
しようということで、“タイヤを買うならタイヤ館” へ・・・
当時は、やっぱりタイヤは国産のブリジストンと思っていましたので
タイヤ館を訪れました。
国産タイヤは軽用といえども、4本購入すると結構値が張りますので、
ホイルのメーカーを指定する予算は、悲しいかな当然ありません。
予算のなかでホイールを提案して頂き、購入しました。
ホイールはブリジストン製で15インチ、5J、オフセット+48
タイヤはブリジストンのプレイズ 165/50R15 です。
ぶにゅぶにゅは、扁平率50%タイヤなのでかなり改善されました。
乗り心地も悪くありません。
ルックスは、タイヤサイドが薄いのに、タイヤとフェンダーアーチとの
隙間が大きいので、今見ると気持ち悪いですね。
当時は満足していたと思います。
冬時期には、必需品です。
軽箱君の前に乗っていたホンダアクティに装着していた
13インチ5J+48のメーカー不明のホイールが、
倉庫で眠っていましたので、車検の事を考慮し、
155/70R13の純正サイズのスタッドレスタイヤのみ
新しく購入し、冬季は装着していました。
扁平率70%と扁平率50%の差なのでしょうね。
やはり、ぶにゅぶにゅ感があります。
メーカー不明ホイールのディスク部はシルバーでしたが、
次の冬季シーズンに入る前に、黒に再塗装しました。
黒色のこちらの方が、引締まって見えますかね。
ここで車高が、妙に下がっていますが・・・
この年の夏のとある日に洗車しまして、
洗車を終えた後、使用していた小さな脚立に座って
@壱の好きなレイアウトの、フロント斜め40度付近から
軽箱君を眺めていた時、妙にタイヤとフェンダーアーチの隙間が
広いのが気に入らなくなって、その日のうちにダウンサスを購入、
次の休暇に、朝早くから作業しまして、車高がこの状態になりました。
しかし、乗り心地は極悪です。跳ねが止まりません。
ず~っと、ぴょんぴょんしています。
飲みかけ缶コーヒーをドリンクホルダーに置いていると
中のコーヒーが零れ出してしまいます。
軽箱君の中で缶飲料系を飲むのをやめて、
マウントレーニア等のストロータイプに替えました(笑)
この乗り心地に耐え切れず、のちに車高調に変更しました。
夏季はブリジストン製のホイールを、装着して走行していましたが、
1つ気になるホイールが出てきました。
フォルクスワーゲン ポロGTIのオプションで販売していた
BBSのホイールRS 772、2ピースホイールです。
6Jの15インチ、オフセット+45となっています。
このホイールを装着すると、ユーロっぽくなりそうな気がしまして、
よさげな奴を、“ポチっとな!”してしまいました。
このBBSのホイールは、ナットの座面が国産によく付いている
60度のテーパータイプではなくて、13Rの球面になっています。
ですので、flat4と言うビートル専門ショップが、販売している
60度テーパーを13R球面タイプにする、変換スペーサー等を
使用し、ホイール取付けの際には注意が必要です。
60度テーパーのナットで締付けしても、走行していたら緩んできます。
ホイールのセンターも出ませんので、楕円に回転してしまいます。
フォルクスワーゲン純正ですので、VWマークのついた
黒いセンターキャップがついていましたが、
赤ベースに金文字のBBSロゴが入ったセンターキャップに
つけかえました。
このホイールを装着している時点で、
我家の軽箱君のリヤ部の足回りでネガティブキャンバー、
八の字が出来ることがわかり、昭和45年~昭和55年頃の日産車
八の字タイヤのイメージがよみがえり、
軽箱君を八の字にしようと実行し、乗り回していましたが、
BBSの6J+45に165/50R15のタイヤでは、
キャンバー無しのノーマル状態で、
フェンダーとタイヤの関係が、ツラツラ状態なので、
5度程のキャンバーを付けるとタイヤ上部が、
リヤフェンダーの内に入りすぎて、格好がよろしくありません。
そう思っている時に、SSRのプロフェッサー MS1Rを
某オクで発見してしまい、“ポチっとな!”してしまいました。
SSR / Professor 6.5J16インチ
フロント用+42リヤ用+32スーパーLOWタイプを購入。
タイヤをどうしようか悩みましたが、
キャンバー付けて片減りするので、安価な輸入タイヤを検討し、
ハンコックのVentus V8RS 165/40R16を、取付けました。
16インチのホイールにすると、迫力がありますね。
タイヤは薄くて頼りなく見えてしまいますけど・・・
とてもいい感じに仕上がったと思います。
初の輸入タイヤでしたが・・・
雨の日も別に滑りませんし、ブレーキも普通に効きます。
高速道路を走行する際、最初はドキドキしていましたが、
普通に走行できて、大丈夫でした。
輸入タイヤの感想ですが、普通です。
費用対効果で考えたら、良い選択だと思います。
扁平率40%のハンコックのVentus V8RS感想ですが、
タイヤサイド面の幅が小さいので、
路面のギャップをタイヤでは吸収出来ずに、
車体側にガタガタが、もろ伝わってきます。
逆にハンドリングはタイヤが捩れないので、
クイックに反応してくれて、気持ちいいですよ。
ホイールを16インチにすると、外観上のインパクトは大きです。
16インチを装着していて、目が慣れた後で
13インチとか15インチに変更すると、
凄く物足りなさを感じてしまいます。
冬季に使用するタイヤ・ホイールを、15インチにしてみようと思い
BBS / RG-F / 6.5J / OFF+42 のホイールに
KENDA KR36 ICETEC NEO 165/50R15 という 中華の輸入タイヤを
軽箱君に装着しました。
さすが中華製でタイヤの幅が165のサイズなのに185ほどあります。
ホイルサイズ6.5Jに、夏季タイヤサイズ165を装着すると、
ホイール幅が大きいので、引っ張り傾向になり、
タイヤサイドの形状がより丸くなり、お団子の様になるのですが、
このKENDAの中華製タイヤは、タイヤ幅が広く作られているので、
進行方向から見ると、ホイールは見えずにタイヤの方が
むっちり出ています。
ホイールサイズを間違ってしまったのかな?と思ってしまいました。
お団子状態を想定していたので、“およっ”といった感じになりました。
乗り心地に関してですが、夏季に扁平率40%の16インチに
乗っていましたので、扁平率50%のスタッドレスでの
乗り心地は、凄く良く感じましたよ。
ひと冬過ごしましたが、雪上・氷上でもまあ大丈夫でしたし、
価格から考えたら、これまた、ごく普通でした(笑)
タイヤ・ホイールを選ぶ際に、重要な項目として
スタイルやレスポンスを重視するか、乗り心地重視するかという
2者択一になってしまいますので、難しい所でもありますが・・・
同じ車を12年も乗り続けていると、
やはり飽きてしまったりするとは思いますが、
我家の軽箱君に関しては、全く飽きはこないですね。
乗っていて楽しいし、弄っても楽しい車です。
何故なのかは、よくわかりませんが・・・
12年のタイヤ・ホイールの遍歴をたどってみましたが、
タイヤ・ホイールでイメージが全然違って見えますよね。
おしゃれは足元からとか、言われますが
車もそうだと思いますよ。
タイヤワックスを塗っていない、白くくすんだタイヤの車より
タイヤが黒光りしている車の方が、綺麗に見えたりしますよね。
まだ乗り続けたいけど、現在の車に少し飽きてきているあなた、
タイヤ・ホイールを替えてみませんか?
イメージ変わって、また乗り続けられたりしますよ。
新しい車に乗り換えるのも、素敵なことですが、
同じ車と長く付き合っていくのも、結構楽しいですよ。
でも、どんどん査定額が落ちて価値は無くなって
いってしまうのが難点ですけどね~ (ToT)