挑戦!天井レザー1枚張り。。。
我家の軽箱(けっぱこ)君の生まれは、1998年。
和暦でいういと平成10年式になります。今年で二十歳になりますが、
発売当時はどの軽自動車メーカーさんも、
軽の箱バンに結構力を入れていて、エアロを標準でつけていたり、
屋根に窓がたくさんついた、パノラマルーフ付きのモデルを用意したり、
軽貨物の室内といえば、鉄板剝き出しがあたりまえなだったのに
室内の鉄板を見えない様にパネルで覆った、乗用車のような
フルトリムに近い内装を、どんどん導入していたようです。
ただし、1990年頃から1995年ぐらいまでだったようで
安全性を高める為の規格変更、要は新規格に変更する事が
決まってからは、コスト削減の為に普通に戻っていったようです。
我家の軽箱君は旧規格最終の5型ですので、
デビュー当時のモデルと比べると、鉄板剝き出し部分が
非常に多いタイプになります。
我家に軽箱君がやって来た当時、2006年から2008年頃は
某オクには軽箱君の型式の部品はたくさん出品されていたので、
デビュー当時の内装パネルを“ポチっとな”で落札し、
交換して、鉄板をなるべく見えなくなるようにしていきました。
我家の軽箱君のボディーカラーはホワイトなので、
室内でホワイト鉄板が見えると、安っぽさが溢れ出てきます。
@壱は内装のピラー部からの薄いグレーとかベージュが
いまいち嫌いで、黒とかならいいのに・・・とよく思ってしまいます。
天井の薄いグレーのフェルトみたいな内張りは最低ですね。
汚れを取ろうと拭いても、汚れ落ちないし毛羽だつし。。。
黒っぽいレーザー系だと汚れも目立たない、ウエットシート等で
すぐ拭き拭きできるのですけど~。 ねぇ鈴木さん・・・
これは鈴木さんがやってくれないので、自分でやるしかないですよね。
ということで、軽箱君の室内天井を黒のレザーで一枚貼りに挑戦です。
夏の暑い時期だったので、朝5時から開始しました。
軽箱君の後ろに4mX4mのブルーシートを敷き、
ピラー部のパネルを外して、窓上グリップを外して
ピラーと天井の境目のパネルを外して、
軽箱君の天井パネルを、社外へ引っ張り出して、
ブルーシートの上へ置きましたが、
旧規格の軽ですが外して見ると結構大きいwww
そりゃそうですよね、1BOXですから。
天井はフロントガラスから最後部までありますから・・・
これを一枚貼り出来るのか?と一瞬頭をよぎりましたが、
そのころの@壱はアラフォーでしたので、まだ元気よかった。
あのフェルトの様な生地を、朝からガンガン全部剝がしていきました。
生地を剝がすと、薄いFRPのようなパネルが出てきますので、
ケバケバの残りかすをきれいに取除きました。
天井パネルがめちゃ大きいので、いちどにボンドを塗ると
乾きあがってしまいますので、ブロックで分けて貼っていきます。
内装材をいつも購入しているお店のにいさんに、
『レザーを上手く貼るコツを教えてください』と聞くと
『レザーは難しい箇所から貼って仕上げていくといいよ』と
的確なアドバイスを頂きましたので、実行していきます。
軽箱君の運転席の天井部には、オーバーヘッドコンソールなる
小物入れが付いていますので、立体的になっています。
レザーを貼ってくれる職人さん達は、立体裁断して形を作って
貼り込んでいくのでしょうが、立体裁断などという
ミシンもテクもないので、力で引っ張り押し込んで
ガンガン貼り込んでいきました。
そんなこんなことして、オーバーヘッド部を貼り終えたのが、
お昼頃になり、その時点でへろへろ状態でした。
そこで一旦、昼食休憩をし気持ちを入替えることに・・・
休憩後は広い部分を一揆に貼っていくだけですから
どんどん貼り進めていきました。
フロント側から貼り進めていきましたので、
リアゲートの箇所までくると終了です。貼り終えました。
その当時は、駐車場の青天井ガレージですので、
日暮れまでに終わらせなければいけませんので、
頑張りました。午後6時になっていました。
貼り終えた天井パネルを、外に放置プレーは出来ませんので
車体側に引っ張り込んで、天井パネルを元に戻していきます。
ピラー部を取付け、窓上のグリップをねじ込んだら完了です。
空は暗闇が近づいてきていました。間に合いました。
翌日明るい時に運転席に座って、天井を眺めると、
いい感じですね~。天井が黒くていいです。
後日雨の日に車に乗ると、雨が当たってバランバラン鳴っていた
音が全然気にならなくなってました。
静粛性にも一役かって頂きましたよ。
天井お掃除も凄く楽ですね。頑張ってよかったです。
あれから月日も経ち、ダッシュボードやフロントドア周り、
ピラー部も赤いレザーに変わりましたので、
天井も赤いレザーに貼り替えようかな・・・と思っています。
当時とは環境が変わっているので、現駐車場では狭いので、
どうしたものかと・・・
停めている軽箱君のスペースにもう一台分スペースがいるので
どう考えても狭いですね。
この件も、しばらくホールドですね~